松嶋菜々子の『GTOリバイバル』カムバックに胸熱! 反町隆史との“夫婦共演”に高まる期待
“カッコいい女”が松嶋菜々子の真骨頂
『GTO』が放送されていた当時の松嶋は、ちょっぴり毒っけのある小悪魔な役柄を演じることが多かった。代表的なもので言えば、『やまとなでしこ』(フジテレビ系)の神野桜子や、『美女か野獣』(フジテレビ系)の鷹宮真など。『GTO』の冬月あずさも、教師をただのつなぎの仕事としか思っていなかったり、恋愛に関しても打算的な部分があったりと、どこかやさぐれ要素が多かったけれど、松嶋だからこそ出せる天性のキュートさを生かして、愛らしいキャラクターへと昇華させていた。 2023年に放送された『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)では、息子の結婚を妨害しようとする母親を熱演するなど、役の幅をさらに広げている松嶋。2005年放送の『花より男子』(TBS系)では、親に結婚を反対されている弟を全力で支える姉を演じていただけに、SNS上では「そっち側に回る日が来るとは……」と時の流れを感じる声が多く上がっていたこともあった。 ただ、2021年に放送された『SUPER RICH』(フジテレビ系)で演じた島谷聡美のように、“カッコいい女”というのが、松嶋の真骨頂である。26年の時を経て、あの頃よりももっと魅力的に成長しているであろうあずさの姿が見られるのを楽しみにしている。
菜本かな