SKE48荒井優希が卒業する長野じゅりあを破り、インターナショナル王座初V。元王者・上福ゆきが3・31両国国技館でチャレンジ【TJPW】
バックステージで荒井は「蹴りがすごくて、何回も意識が飛ぶんじゃないかって場面もあったんですけど。チャンピオンになったばかりだし、もっともっと防衛したい気持ちがあったので、気持ちだけで勝てた印象です。(上福の挑戦表明は)先輩に挑戦されるのは、タッグのときはあったけど、パートナーに赤井(沙希)さんがいらっしゃったので心強かったんですけど。一人で先輩の挑戦を受けるのが、どういう感じなんだろうっていうのもあるんですけど。自分はチャンピオンなので、堂々と自分らしく国技館で勝てたらなと思います」と王座死守宣言。 王座奪取ならなかった長野は「プロレスをやってきて、勲章というベルトが欲しかったんですけど。荒井選手はすごく強くて、今持ってる力すべてを出し切って全力で挑んだんですけど、ベルトには届かなくて。負けて悔しい気持ちはいっぱいあります」と唇を噛んだ。
上福は「荒井ちゃんは数年前に東京女子にやってきて、どんどん人を抜いていって。模範解答のような愛されキャラで、ビジュアルも最高によくて。アイドル業とプロレス業をどっちも引っ張って活躍して、スーパーエリート。エリートってちょっといじめたくなるじゃないですか? いがみの心じゃないけど、たまには誰かに食って掛かってみようかなって。荒井ちゃんくらいだと、愛知県の半分くらいは持って来れるんじゃないかと思うので。私も藤沢市民をたくさん連れてこようと思ってるし。ホントは緊張するし、タイトルマッチとかあんまり率先していこうとは思わないけど、東京女子を盛り上げるためなら、緊張すること、やりたくないことをやろうって感じです」と虎視たんたんと約3年ぶりのベルト奪還を期した。
また、第1試合では昨年3月にデビューしたアップアップガールズ(プロレス)の鈴木志乃と、高1戦士の風城ハルがともに自力初勝利をかけて一騎打ち。鈴木はドロップキック、スリーパーで攻めていくが、風城は串刺しドロップキック、アームバーで応戦。エルボーの打ち合いから、鈴木がスリーパー。風城が抜け出すとエビ固めの応酬に。最後は風城が回転足折り固めで丸めて悲願の3カウントを奪取した。 デビュー11カ月で初勝利を勝ち取った風城は「今日勝ったのはたまたまかもしれないけど、次当たるときはもっと強くなって。たまたまじゃなくて、ちゃんと勝ったんだって実感できるように頑張ります。次は(休業中で)今いないけど、同期の(大久保)琉那に勝ちたい」と意欲。敗れた鈴木は「今日は勝つ気で後楽園に来ました。勝てると思ってきた自分が恥ずかしい。全部甘えだったのかなと思います。ここからの試合はもう同期とか先輩とか関係なく、全部勝ちにいきます」と初勝利に執念を燃やしていた。 なお、練習生のウタ〈アップアップガールズ(プロレス)〉、キラが3月3日の新宿FACEでデビューすることが決定。4月19日に北沢タウンホールでハイパーミサヲ・プロデュース興行「HYPE!」が開催されることも決まった。
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