東京地方で「木枯らし1号」 昨年より6日早い
きょう7日(木)、気象庁は東京地方で木枯らし1号が吹いたと発表した。昨年に比べると6日早い。なお、きょう(木)は近畿地方でも木枯らし1号が吹いたと発表があった。 日本付近は北日本を中心に冬型の気圧配置となっていて、東京地方は季節風が強まっている。東京都心で10時54分、最大瞬間風速13.7メートル(北西)を観測した。
木枯らし1号とは
木枯らし1号の発表があるのは、東京地方と近畿地方のみ。東京地方の木枯らし1号は10月半ばから11月末の間、また近畿地方の木枯らし1号は二十四節気の霜降(10月23日ごろ)~冬至(12月21日ごろ)に、西高東低の冬型の気圧配置となり、最大風速8メートル以上の北よりの風、という条件を概ね満たした最初の日に発表される。 ■東京地方における定義 期間 :10月半ば~11月末まで 気圧配置:西高東低の冬型で季節風が吹くこと 風向 :西北西~北 風速 :おおむね風力5(最大風速8メートル)以上