天王寺動物園生まれ 国内最高齢コアラの「ミク」死ぬ
大阪市天王寺区の天王寺動物園は16日、飼育していたコアラのミク(オス)が死んだと発表した。23歳で、国内の動物園で飼育されているコアラの中では最高齢だった。これにより同園でのコアラ飼育頭数は1頭となった。
3月19日ごろから食べる量減少し治療中だった
同園によると、ミクは3月19日ごろから食べる量が減っており治療を続けていた。今月12日からはほとんど食べなくなり、16日朝に死んでいるのが見つかったという。 ミクは1991年、その前年にメルボルン動物園から同園に来た父親のハク、母親のミドリとの間に生まれた。初めての同園生まれのコアラとして、来園者に親しまれている人気者だった。