「あのままだと熱中症に・・・」 1人で道歩く行方不明の少女、水や日傘をあげて保護 中学生3人に感謝状
広島県警佐伯署は19日、知的障害のある女児(8)を保護したとして、いずれも城山中(広島市佐伯区)1年の今岡柾人さん(13)、佐伯嶺旺(れおと)さん(13)、定森敦士さん(12)に感謝状を贈った。 【画像】警察署長に感謝される3人 同署などによると、8月21日午後4時ごろ、3人は佐伯区で路上を歩く女児を発見。声をかけると、援助や配慮が必要なことを周囲に知らせるヘルプマークを見せたという。記載された連絡先に電話し、保護者に迎えに来てもらった。保護者が来るまで日傘に入れたり、水をあげたりしたという。女児の家族は「自宅からいなくなった」と110番していた。 同署で河崎啓史署長から感謝状を受け取った今岡さんは「事故に遭ったら大変と思い声をかけた」。「あのままだと熱中症になったかもしれない」と定森さん。佐伯さんは「今後も困っている人を助けたい」とはにかんだ。
中国新聞社