FA権行使する方針のソフトバンク甲斐拓也、球団は残留を求める見通し
ソフトバンクの甲斐拓也捕手(32)が国内フリーエージェント(FA)権を行使する方針を固めたことが分かった。12日、読売新聞の取材に「明日(13日に)申請します」と明らかにした。 【写真】甲斐拓也「越えてくれ」と願った打球は左中間へ…今季2度目の猛打賞、5打点(7月)
2011年に大分・楊志館高から育成ドラフト6位で入団し、17年から一軍に定着。「甲斐キャノン」と呼ばれる強肩には定評があり、ベストナインを3度受賞している。23年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本代表メンバーとしてチームの世界一に貢献した。
今季までに1023試合に出場し、通算の打撃成績は打率2割2分3厘、62本塁打、290打点。
今年4月に国内FA権を取得。球団は昨季オフに複数年契約を打診したが、甲斐は断って単年契約を結んでいた。ソフトバンクは残留を求める見通しだ。