乃木坂46中西アルノをゴスペラーズ黒沢薫&平原綾香が絶賛 アドバイスへの対応も「あっという間」
黒沢薫(ゴスペラーズ)、中西アルノ(乃木坂46)がMCを務める、12月16日(土)スタートの新音楽番組「Spicy Sessions」(毎月1回ペース・不定期放送、TBSチャンネル1※初回は夜11:00-0:00)の初回収録が行われ、黒沢、中西、初回ゲストの平原綾香が囲み取材に応じた。 【写真】黒沢薫(ゴスペラーズ)、中西アルノ(乃木坂46)がMCを務める音楽番組が誕生 ■椎名林檎の「丸の内サディスティック」をソロ歌唱 毎回1組のゲストを迎え、話の流れでスタジオのバンドメンバーと行う即興のセッションなどが行われる他、中西が黒沢のアドバイスを受けて毎回ソロでも1曲パフォーマンスを披露し、番組を通して成長していく姿を見せる同番組。 初回放送では、中西は椎名林檎の「丸の内サディスティック」を披露した他、セッションでは平原が提案した玉置浩二の「ロマン」をその場で聞き、黒沢からハモリのアドバイスをされて歌唱に臨むという一幕もあった。 ■中西アルノ、初の生バンド歌唱に「もっとフレキシブルに動けなきゃ…」 囲み取材で感想を聞かれると、「たくさんの人の前で一人で歌うっていう経験もまだほとんどなくて、その状況で収録でこういった経験ができるということが、すごく大きな一つ経験値になるなと思いつつ、まずはお二人のあんな素晴らしい歌を聞いてしまった後に『私がいくの?』っていうのは、ちょっと正直思っていて、ハードルが高いし、私もどう歌っていこうかなって苦戦しました」と、まずは番組の最後にソロで歌ったことへの戸惑いを吐露。 「それと生バンドで歌うっていうのも初めてのことで、カラオケの音源で練習しても生バンドと全然違うので、そこがチグハグになっちゃったりするんです。それが初めての経験で、もっともっとフレキシブルに動けなきゃいけないんだなというのも今日知ったので、やっぱり今日を経て反省点というか、たくさん見つけたので、次回以降に生かしたいなと思います」と反省のコメント。これを聞いた黒沢と平原は「しっかりしてるね、若いのに」と感心した。 ■黒沢薫が中西アルノを指名「一択でした」 乃木坂46・5期生ライブで中西の歌声を聞き、「この子だけ違う。アイドルではなくアーティストの歌い方をしている」と惚れ込んだという黒沢は、サブMCを誰にするか聞かれた際に「一択でした」と、自ら中西を指名したという。 この日の歌声を聞き、改めて「生バンドで歌うのが初めてだっていうのは今知って、マジで?って思ったんですけど、ただそれこそリハーサル、本番を通して、アドバイスしたことをものにするスピードが異常に早い。彼女に関しては音程感とかニュアンスとかって別に言うことがあんまりないんですよ。なので、それ以外のところで、バンドと一緒に作るんだよっていうことだったり、サビは誰がどう歌っても盛り上がるようにできているんだから、そんなにサビだからって勢い込まなくて大丈夫なんだよとか、それぐらいのことしか言ってないんです。それをあっという間にリハーサルの2回目からものにして、本番ではちゃんとあの感じでやっていた」と絶賛。 平原も「二十歳と聞いて、これからいろんな可能性っていうのもあるんですけど、一番大切なのは今なので、今表現したいものを表現するっていうのが一番だと思うんですね。だから、今がベストなんですよ、アルノさんにとって。今日、人生で初めて生演奏でって言ったら、もう二回目はまたどんどんどんどん変わっていくでしょうし、それが楽しみって言うとちょっとあれなんですけど、恵まれていていいなって思いました。私も毎回出たいな」と、今後の中西の成長を見届けたいと口にした。 ■中西アルノ、歌ったことのない曲へも「積極的に」と意気込み 即興で「ロマン」をセッションしたことについては、黒沢は「知らない曲を歌うっていうのは結構いいものなので、むしろチャレンジした方が絶対聞いたことのないものになる」と言い、「やっぱりアルノさんにハモってほしいなっていうのがあって。リードを歌うって結構あるじゃないですか。いろんな音楽番組でもアイドルの人があえてリードを歌って『うまいねー』みたいな。そういうのやりたくなかったんです。歌うんだったらちゃんと歌ってほしいし、『なんとなくできてた』じゃなくて、ちゃんとセッションで音楽的なことまで3人でやりたかったので、そういう意味では『ロマン』にして良かったんじゃないかと思うと思うし、あの緊張感も含めて番組の特性だと思うので、今後もああいうことはあり得ますね」と、中西へ期待を伝える。 それを聞いた中西も「(歌ったことのない曲も)積極的に取り組んでいきたい」と意気込みを見せていた。