怪獣を育てるウルトラマン? 日米合作アニメ、ネトフリで配信
ネットフリックスで6月14日、日米合作アニメーション映画「ウルトラマン:ライジング」の世界配信が始まる。今作でウルトラマンは、怪獣と戦うだけでなく、怪獣を育てなければならなくなる。構想から制作まで20年以上、監督はシャノン・ティンドルとジョン・アオシマ。シリーズの伝統を尊重しつつ、スーパーヒーローを親しみやすいものにすることを目指しているという。日本語吹替え版では主人公のサトウ・ケンを俳優の山田裕貴、サトウ教授を小日向文世が演じる。 シャノン・ティンドル監督 「23年間お腹にいた赤ん坊を産んだような気分だ」 日米合作アニメーション映画、「ウルトラマン:ライジング」がネットフリックスで世界配信される。 今作でウルトラマンは、怪獣を育てなければならなくなる。 ティンドル監督 「主人公は、ヒーローになりたくもなければ、ウルトラマンも好きではない。嫌いになるよう学んできたのだ。 そして、自分が育ての親になり初めて、父親を理解し始める。自分の父親が何を犠牲にしたか、なぜ家にいないのかを理解する。 これは、私自身が経験した物語だ。私も、初めて父親になった時、両親と、2人の選択を理解したので。 このエピソードは、ヒーローとしてウルトラマンを知らない人も、幅広く共感してくれるのではないかと考えた。そういった考えはあったが、別の方法で作品に取り入れた」 「ウルトラマン:ライジング」は日米合作のアニメシリーズ。シリーズの伝統を尊重しつつ、スーパーヒーローを親しみやすいものにすることを目指している。 ティンドル監督が今回の新作シリーズの構想を練り始めたのは2001年のことだった。 (ナレーションなし)