オープン戦【ナショナルズ2－4レッドソックス】＠ジェットブルー・パーク

2024年のオープン戦初安打を放った吉田正尚（MLB Advanced Media）

　日本時間3月3日、吉田正尚（レッドソックス）がナショナルズとのオープン戦に「5番・DH」でスタメン出場。2回裏の第1打席でピッチャーへの内野安打を放ち、オープン戦3試合目の出場で2024年の初安打を記録した。試合はレッドソックスが4対2で逆転勝利。レッドソックス2番手のタナー・ハウクが3回1安打無失点で勝利投手、ナショナルズ3番手のコール・ヘンリーが2回4安打3失点で敗戦投手となり、レッドソックス5番手のザック・ケリーにセーブが記録された。 　日本時間2月26日のツインズ戦で1打数0安打2四球、翌27日のフィリーズ戦で2打数0安打1四球に終わっていた吉田は「5番・DH」で5日ぶりの出場。ナショナルズのエース格の右腕ジョザイア・グレイから2回裏の第1打席で内野安打を放ち、これが2024年のオープン戦初安打となった。 　4回裏の第2打席はナショナルズ2番手の右腕サディアス・ウォードと対戦して見逃し三振、6回裏の第3打席で3番手の右腕ヘンリーと対戦してセカンドゴロに倒れ、8回裏の第4打席で代打を送られて交代。この試合の3打数1安打を含め、オープン戦3試合トータルの成績は6打数1安打3四球、打率.167、出塁率.444、OPS.611となっている。 　試合は2回表にナショナルズがライリー・アダムスのタイムリーなどで2点を先制。レッドソックスは3回裏にラファエル・デバースのタイムリー二塁打で1点差に詰め寄ると、6回裏にはカッター・コフィーに1号逆転2ランが飛び出し、7回裏にはタイラー・ミラーの1号ソロでリードを広げ、4対2で勝利した。