「親族が有名な投資家で」またもロマンス詐欺 50代男性が現金510万円の被害 “女”との接点はSNSだけ
SNSで知り合った女に好意を持ち、勧められた投資で50代の男性が現金510万円をだまし取られました。 現金510万円をだまし取られたのは甲府市に住む自営業の50代の男性です。 9月28日、男性がフェイスブックで富士山の写真を投稿した記事に対し、日本人の女性名のアカウントからメッセージが届きました。 男性はそのメッセージに返信し、そこからLINEで連絡を取るようになりました。 男性は趣味や仕事の話をする中で、相手に好意を持つようになり、その後、相手から「親族が有名な投資家で私も指導を受けながら投資をしている」などと言われ、投資を勧められました。 男性は10月16日、投資サイトを紹介され、指定された別の女性名の個人口座に現金10万円を送金。するとサイト上で利益が出ていることが確認できました。 そのため、21日に200万円、23日に300万円をまた別の女性名と会社名義の指定された口座にそれぞれ送金しました。 30日に、さらに300万円を振り込もうとしたところ、振込先口座が凍結されていたため詐欺被害に気付き、警察へ被害届を出したということです。 警察ではSNS型ロマンス詐欺の特徴として (1)面識のない相手からSNSで突然メッセージが送られてくる、(2)「知人に有名な投資家がいる」などと言われ投資を勧められる、(3)相手と関係のない口座へ振り込みを要求されることがあるとして、注意を呼びかけています。
テレビ山梨