レッドソックス吉田正尚、途中交代の理由は「カット系のボールで詰まった」左手親指付け根痛めた
◆米大リーグ レッドソックス5―4カブス(28日・米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク) レッドソックスの吉田正尚外野手が28日(日本時間29日)、本拠地でのカブス戦に「6番・DH」で先発。2-0で迎えた6回先頭の第3打席で、代打を出されて交代。2打数1安打で、打率は2割7分5厘となった。 試合後A・コーラ監督は「第2打席で左手を痛めた」と事情を明かした。吉田は第1打席凡退後、3回二死一塁で迎えた第2打席で、カウント2-2からの5球目。やや内よりの95マイル(約153キロ)の直球を中前に弾き返して、安打を記録した。その際の衝撃で左手親指付け根を痛めていた。ベンチでコーラ監督と協議した末に、大事を取った。 冷却治療を受けた吉田は、試合後「カット系のボールで詰まった。腫れてはいます。明日休みですし、しっかり休めるように」と語り、レントゲン検査などは現時点では考えていない模様だ。前日4安打と上昇気流に乗っていただけに、軽症が望まれるところ。 この日は、同学年の上沢直之投手がメジャー昇格。「レイズで何度か対戦したけど、なかなかしゃべる機会がなかった。今日久しぶりに会った。日本では敵でしたが、こうしてアメリカの地で一緒のチームで、活躍できればいいなと思います」と共闘を期した。
報知新聞社