建設現場で重傷傷害事件も捜査難航→当時”パワハラで怖くて言えなった”同僚が退職後に証言 35歳建設会社役員の男を逮捕
今年1月、福岡県久留米市の建設現場で部下の男性(24)の側頭部を蹴ったりパイプいすを投げつけたりする暴行を加え骨折などの重傷を負わせたとして35歳の建設会社役員の男が逮捕されました。 目撃情報が得られなかったため捜査は難航していましたが、男を恐れて証言できなかった同僚たちが退職し、捜査に協力したため、容疑が固まったということです。 傷害の疑いで逮捕されたのは佐賀市大和町に住む建設会社役員・狭間浩容疑者(35)です。 狭間容疑者は (1)今年1月11日に久留米市荘島町のマンションの建設現場で当時部下だった男性(当時24)の側頭部を蹴って頸椎を捻挫させ疑い (2)1月13日に同じ建設現場で当時部下だった男性(当時24)にパイプいすを投げつけ指を骨折させた疑いが持たれています。 警察が7月から10月にかけて実施した捜査では当時、現場にいた同僚たちから証言を得ることができませんでしたが、同僚たちが退職後に捜査に協力したため狭間容疑者の関与が浮上ししました。 警察によりますと証言をした同僚たちは、”パワハラ気質の上司で怖くて本当のことが言えなかった”という趣旨の話をしていたということです。 取り調べに対し、狭間容疑者は黙秘しているということです。
RKB毎日放送
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