なでしこジャパン清家貴子「自分の可能性を試したい」2連覇&得点王を置き土産に今オフ海外移籍へ
◆WEリーグ第22節 三菱重工浦和3―3日テレ東京Vベレーザ(25日・浦和駒場スタジアム) なでしこジャパンの三菱重工浦和MF清家貴子が、最終戦で2得点を決めてシーズン20得点で初の得点王に輝いた。 0―2の前半同40分に今季19点目となる得点を決めると、2―3で迎えた後半アディショナルタイム1分に再び右足でゴールネットを揺らし、3―3の引き分けに持ち込んだ。2連覇を決めたチームをけん引し「途中で(安藤)梢さん、(猶本)光さんがいなくなった時は、どうなるのかなと思ったんですけど、結果終わってみれば、自分が在籍していた中でも最強のチームだったんじゃないかなと思いますし、その中で自分がプレー出来たのは誇りです」と充実した表情を浮かべた。 今後は欧州強豪国への移籍を目指すが、改めて挑戦を決めた理由を聞かれ「自分の可能性を試したい、チャレンジしてみたい。短いサッカー人生なので、色々な経験をしたいという思いもあり、自分のレベルを上げたいという気持ちでチャレンジすることを決めました」と説明。その上で「でも、浦和レッズに対する愛は大きいので、今の現段階では数年行って、成長して、ここにまた帰ってきたいという思いは強いです」と話した。
報知新聞社