両リーグ最速の50勝到達を前に…ソフトバンク足踏み 満塁で正木智也が連続三振…新人の大山凌&澤柳亮太郎がリリーフで好投
◆ソフトバンク1―5楽天(5日、みずほペイペイドーム) ソフトバンクが両リーグ最速の50勝を前に連敗を喫した。先発は中25日で3勝目を目指す43歳の和田毅。楽天は早川隆久がマウンドに立ち、早大出身の左腕対決となった。 ■みんなに愛された男、野村大樹の6年間【写真多数】 初回、和田は1死一、二塁のピンチを迎え、4番浅村栄斗と対決。三ゴロの併殺打に抑えた。 その裏、打線が早川を攻める。周東佑京が左前打で出塁すると、二盗に成功。今宮健太も四球で出塁し、栗原陵矢の犠打で1死二、三塁の好機に。山川穂高は三振に倒れる。三冠王を射程に入れる近藤健介は初回にもかかわらず申告敬遠。満塁のチャンスとなるが正木智也は三振に倒れる。 それでも、先制点を奪ったのはソフトバンク。3回、周東が出塁し二盗に再び成功。今宮が腕をたたみながら右前に落とす巧打で先制する。さらに1死満塁の好機をつくるが正木が再び三振。この日2軍から昇格し即スタメンとなった吉田賢吾が右飛に倒れた。 4回、和田が崩れる。無死一、三塁、楽天の4番鈴木大地に右翼へ3ランを食らう。さらに阿部寿樹に二塁打を放たれると、山川の悪送球も絡んで4点目を奪われた。 ソフトバンクは2番手にドラフト6位ルーキーの大山凌が登板。5回に1点を失ったが、3回を1失点にまとめた。9回には4番手としてドラフト5位ルーキーの澤柳亮太郎がマウンドに上がり、無失点に抑えた。 【#5日のOTTOホークス情報】