Aぇ!group・正門良規、主演ドラマでアドリブ「やって怒られようの精神で」
12月29日に放送される、ABCテレビのスペシャルドラマ『京都のお引越し』。主要キャストとして発表されたAぇ! group・正門良規と蓮佛美沙子が、取材会にて作品の魅力を語った。 【写真】劇中シーン、美大出身の主人公・大宮俊也(正門良規) 『名建築で昼食を』(テレビ大阪)で知られる吉見拓真監督がメガホンを取った同作は、ドラマとドキュメンタリー、2つのパートで構成される。登場人物の関係性と心情を描きつつ、京都で活動する人物や、実在するインテリアショップや漬物店、洋食屋などをドキュメンタリーパートで紹介していくという。 軸となるドラマパートは、空や緑など「色」の違いを敏感に感じとる美大出身の主人公・大宮俊也(正門良規)が、アンティークショップを営むいとこの市原佐紀(蓮佛美沙子)に影響を受けながら、京都で「やりたいこと」を見つけていくというストーリーとなっている。 ■ 蓮佛美沙子、初共演の正門「自然体な方」 撮影直後におこなわれた取材会で、「これで合ってんの? と思いながらやるところもちょこちょこありました。経験値も技量もまだまだなので、戸惑っているところもあって」と、演技に悩んだことを明かした正門。 一方で、今作が正門との初共演だったという蓮佛は「すごく自然体な方だな、と。『昔一緒に暮らしていたいとこ同士』という設定があるなかで、たくさん会話をしなくてもその空気にスッと入れる雰囲気がありました。いい意味で力が入っていないところがドラマの空気感にも出ていて、私はすごくやりやすくて楽しかったです」と評した。 また、撮影中には正門がアドリブを入れたシーンもあったといい、蓮佛が「すごいなぁと思って」と振りかえると、「やって怒られよう、の精神で入れたら結構(監督が)面白がってくれて・・・」と正門が恐縮するやり取りも。 最後に作品の見どころを聞かれた正門は、「いろんな楽しみ方がある作品だと思っているので、あえてこう見てほしい、とは言いたくなくて。逆に、視聴者がどう見るんだろう、どう楽しむんだろう、というのが楽しみですね。街や空気感、空間全部が主役な物語なので、自由に楽しんでほしいです」と魅力を熱く語った。 同ドラマは12月29日の夜11時15分より放送される。 取材・文/つちだ四郎