オートサロンの会場に「ジムニー5ドア」が隠れていた!生産国から直輸入の激レア車両【東京オートサロン2024】
日本導入の時期はいつになるのか?
3ドアモデルとの大きな違いは、フロントグリルの色、大型モニターだが、リアドアが付いたことで、フロアトンネル部分にリアウインドゥ用スイッチが追加された。また、シートヒーター用と見られる2個のグロメットも付いている。そのため、ドリンクホルダーは従来よりも後方に移動。完全に後席用となっている。それなのに、前席用は新たに設けられていない。これは、日本導入時にはぜひとも考えていただきたいポイントだ。 その他、リアゲートにはパートタイム4WDシステムの海外呼称である「オールグリップPRO」のバッジが貼られているが、もちろんこれは並行輸入車だからだ。車両にはショウワガレージ製のルーフラックやオフロードタイヤが履かされていたが、もちろんこれはショー用のカスタムだ。 ちなみに、この車両は生産証明書や技術基準適合証明書といった類の書類が付いてこなかったため、現在は日本で登録することができない。どのように登録できるようにするか、今後検討していく予定だという。その費用によっては、もしかするとかなり高額なプライスになる可能性もある。 これは蛇足だが、巷では2024年末から2025年始めに日本導入されるかもしれないという噂がにわかに流れている。一説によると、ダイハツ問題で大量に余ったAT部品がジムニー用に流れて、生産ピッチが速まるかもしれないというのである。しかしCAFE総量規制のことを考えると、そうそううまくいくのだろうか。 いずれにせよ、来る日本導入の日に向けてオートサロンの会場で同車を十二分にチェックし、購入を検討するのもいいだろう。
山崎友貴