阪神・嶌村聡球団本部長、育成契約合意のコンスエグラに「打席での対応力はこっちにきてから覚えてもらいたい」
阪神が来季の新外国人選手として、ドミニカ共和国出身のスタンリー・コンスエグラ外野手(24)=前メッツ傘下=と育成契約で合意したことが27日、分かった。西宮市内の球団事務所で取材に応じた嶌村聡球団本部長(57)が明かした。 コンスエグラは190センチ、93キロの巨体から繰り出すマイナー通算52本塁打の長打力が武器。今年12月にドミニカ共和国で行った入団テストでその可能性を見いだされ、嶌村本部長も「スイングスピードが非常に速く、長打力というのが一番の魅力。外野手で肩も強く、主に右翼、試合では中堅を守ったりもする」と期待を寄せる。 右投げ右打ちの大型外野手の課題は打席での対応力。嶌村本部長は「日本の投手はコントロールよく投げてくる。打席での対応力はこっち(日本)にきてから覚えてもらいたい」と話した。〝金の卵〟がジャパニーズドリームをつかむ。 ■スタンリー・コンスエグラ(Stanley Consuegra) 2000年9月24日生まれ、24歳。ドミニカ共和国出身。18年にメッツ傘下のルーキーリーグでデビュー。今季は2Aなどで118試合に出場し、打率・215、10本塁打、53打点。マイナー通算421試合に出場し、打率・230、52本塁打、224打点。メジャー出場なし。190センチ、93キロ。右投げ右打ち。