休暇前日に自宅近くへ出張、「打ち合わせ」名目も事務作業…地方整備局の部長級職員を減給
四国地方整備局は1日、不必要な出張を計画して旅費を不正に受給しようとしたとして、部長級の50歳代の男性職員を減給10分の1(2か月)の懲戒処分にした。
発表では、男性職員は今年9月中旬、休暇の前日に自宅のある東京に、国土交通省での「打ち合わせ」名目で出張し、往復の飛行機代約3万5000円を旅費として申請した。しかし、実際には同省の庁舎で打ち合わせはしておらず、出張の必要がない事務作業を行っていたという。
同月下旬に同省に対し、不正請求の疑いがあるとの情報が寄せられ、調査していた。
豊口佳之局長は「誠に遺憾。再発防止と綱紀の保持に努める」とのコメントを出した。