札幌延伸工事の遅れを謝罪「鉄道・運輸機構」幹部が定時総会で…資機材や作業員の不足、用地取得など課題山積も「1日も早い開業目指す」
北海道新幹線の札幌延伸が遅れている問題で、建設主体の「鉄道・運輸機構」の幹部は3日、札幌市で開かれた会合で謝罪し、「1日も早い開業を目指す」と説明しました。 経済界や自治体などで作られる北海道新幹線建設促進札幌圏期成会の定時総会が3日、札幌市で開かれました。
定時総会では「鉄道・運輸機構」の長谷川正明北海道新幹線建設局長が札幌延伸の工事の遅れについて謝罪しました。 総会後には、「鉄道・運輸機構」が工事の進捗状況に加えて、今後のリスクについて、下記のように説明。 ・大阪万博などの影響で、資機材や作業員の不足 ・用地取得が100%ではないこと ・羊蹄トンネルなどでの新たな岩塊の出現 ・要対策土の増加に伴う受け入れ地の不足 ・トンネル内の電気工事などの入札不調などの可能性 開業のめどはいまだ不透明なままですが、「鉄道・運輸機構」は国交省の有識者会議による意見を踏まえて「1日も早い開業を目指す」としています。
北海道放送(株)
【関連記事】
- ▼「女装した男性の避妊具なしの行為」が事件の発端、瑠奈被告と父親の公判も見すえた攻防…検察「遺体を弄ぶことまで計画、“奴隷扱い”の両親は抗えず」弁護人「『おじさんの頭を持って帰ってきた』で、この世の地獄」
- ▼時速120キロの白バイ警官死亡、トラック運転手に禁錮1年2か月を求刑…警官の妻も法廷に「警官である前に1人の人間なのにバッシング。被告に反省なく厳正な処罰を」
- ▼瑠奈被告「私の首を絞めることが責任だ」父親「私は誰も殺しません。私にはできません」約3年間の“狂乱”の音声データ、証拠として提出…犯行認識は「おじさんの頭を持って帰ってきた」の後、娘に従うしかなかった関係を父親証言へ
- ▼殺害された女子高生に見立てた人形を橋から川に落とし、あらためて実況見分…内田梨瑚容疑者は「橋から落ちたかどうかは知らない。置いてきただけ」など、いぜん否認続ける 北海道旭川市
- ▼小学生の娘の“BB弾”から夫婦殺傷、控訴審は涙の謝罪で即日結審…「おまえか!どこに傷があるんだ!この野郎」などの“恫喝”主張も1審判決は懲役25年、玄関モニターに録画機能なく「反省なく、被告の証言は信用できない」