スペック最強は誰だ!? 日本代表、能力値ランキング17位。アジア杯で株上昇! レギュラー定着の課題は?
北朝鮮代表とのFIFAワールドカップ26アジア2次予選に臨むサッカー日本代表のメンバーが14日に発表された。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、今季のスタッツを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは日本代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。(成績、市場価値は『transfermarkt』を参照。発表時のメンバーが対象)
17位:毎熊晟矢(セレッソ大阪) 生年月日:1997年10月16日 市場価値:130万ユーロ(約1.8億円) 2024リーグ戦成績:4試合0得点0アシスト 日本代表通算成績:8試合0得点2アシスト 毎熊晟矢はAFCアジアカップ2023で最も評価を上げた選手の一人だろう。開幕から2試合続けて不調なパフォーマンスに終わった菅原由勢の代わりに出番を得ると、抜群のタイミングの攻撃参加と右WGの堂安律との好連係で多くのチャンスを演出した。 毎熊はもともとFWの選手であり、V・ファーレン長崎に加入してからSBにコンバートされた。そのため「攻撃」は「70.6」とDFの中では高く、精度の高い攻撃参加が最大の魅力と言えるだろう。またクロスやスルーパスの質も高く、ボールを保持できている局面での活躍は凄まじい。 一方でAFCアジアカップ2023の準々決勝、イラン代表戦のようにチームが受け身になると弱点が露呈する。特に対人や高さなど「守備」の部分では、もともとFWだったこともあり、現在進行形で成長中のところだ。イラン代表には彼の高さ不足を狙われ続け、勝ち越される起点となるPK獲得シーンでも、最初に毎熊がロングスローを跳ね返せなかったのが原因だった。これら守備全般の能力が上がれば、レギュラーの座を完全に射止める素質を持っている。
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