キンプリ・永瀬廉がアニメ映画「ふれる。」で初の主演声優 オーディションで大役ゲット 坂東龍汰&前田拳太郎とトリプル主演 主題歌はYOASOBI
King&Princeの永瀬廉(25)が10月4日公開のアニメ映画「ふれる。」で主要キャスト3人のうちの一人の声を演じることが4日、分かった。オーディションで、若干の〝やさぐれ感〟がイメージにピッタリと評価され、アニメ映画で初主演声優をゲット。ほかに俳優、坂東龍汰(27)、前田拳太郎(24)が務める。主題歌はYOASOBIに決定した。 【写真】永瀬廉、官能シーンでインティマシー・コーディネーターの演出「あとは現場のパッションで…」 4月期のテレビ朝日系ドラマ「東京タワー」で禁断の恋を好演した永瀬が、この秋は、声でファンの心を揺さぶる。 映画は、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(2013年)「心が叫びたがってるんだ。」(15年)、「空の青さを知る人よ」(19年)の〝心揺さぶる〟青春三部作を手がけた長井龍雪監督らによるオリジナル作品。同じ島で育ち、20歳になって東京で共同生活を始めた幼なじみの秋、諒、優太が、3人の心をつないでいる島から連れてきた不思議な生き物「ふれる」の隠された力を知ったことで、友情に陰りの生じるさまを描く。 制作陣は、このほど役者・声優問わず、主要キャスト3人のオーディションを敢行。そこで、言葉でのコミュニケーションが苦手な秋役に選ばれたのが永瀬だ。 長井監督は「若干のやさぐれを感じたところが、自分のイメージにぴったり。すごく上手できれいな中に、本当に少しだけニュアンスとしてそういう(やさぐれた)感じがあるところが決定打だった」と説明。 永瀬は、声優初挑戦となった「映画ドラえもん のび太と空の理想郷」(23年)以来、2度目のアニメ声優挑戦。主演は初めてで「オーディション経験が少ない中でチャンスをつかみ取れた」と大喜び。「秋は口下手だけど友達思いで表現の仕方が行動に移してしまうタイプ。その真っすぐさが秋のいいところだと思いながらアフレコに向けてシナリオを読み込んでいった」と明かした。 諒役の坂東は映画「弱虫ペダル」(20年)で永瀬と共演。アニメ映画は初出演で「絶対にオーディションを受けたいと、帰省のため予約していた飛行機をキャンセルして挑みました」と気合を入れて大役をゲットした。 「仮面ライダーリバイス」(21年)の主演などで知られる優太役の前田は永瀬、坂東と初共演。アニメの声優を演じることが今年の目標だったといい、「うれしすぎて一人、部屋の中で飛び跳ねました!」と合格の瞬間を振り返った。