クリスマスをモチーフに赤いキャンドルをイメージしたライティング（2012年12月23日撮影）

　昨年5月22日に開業した東京スカイツリー（墨田区押上）の一周年を記念したライトアップイベントが始まった。この1年間に実施したことがある12種類のライティングを日替わりで点灯する催しで、6月4日まで楽しめる。 　高さ634メートルのスカイツリーには、大型LED照明が1995台設置されており、約1600万色の光を表現できる。この照明の組み合わせによって、川の流れや桜をイメージしたライティングでツリー本体を演出できる仕組み。 　一連のライティングは、浜離宮恩賜庭園のライトアップを手がけた照明コンサルタントの戸恒浩人さんが監修。ふだんは江戸紫にちなんだ濃い紫色の「雅」、隅田川の水を表現した薄いブルーの「粋」の二種類が毎日交互に点灯されているが、クリスマスなどのイベントではふだんとは違う赤や緑などの色を組み合わせた“特別仕様”でイベントを盛り上げてきた。 　過去1年間で実施した特別仕様のライティングのうち12種類が日替わりでスカイツリーを彩る。開業一周年にあたる5月22日は12種類のライティングがすべて楽しめるという。 　イベント期間中のスカイツリーの点灯時間は次のとおり。今夜のスカイツリーは何色？ ・5月7日（火）～ 5月31日（金） 19:00～23:00 ・6月1日（土）～ 6月4日（火） 19:15～23:00