【バレー】浜松がホームでJAぎふを下し、大きな1勝。姫路が14連勝でレギュラーラウンド首位確定 V2・V3女子
バレーボール2023-24 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は2月18日にサーラグリーンアリーナ(静岡県)、加古川市立総合体育館(兵庫県)にて3試合を開催した。 サーラグリーンアリーナでの第1試合、ブレス浜松対JAぎふリオレーナはホーム浜松が3⁻1で勝利した。 双方、ファイナル3進出のために譲れない1戦。 浜松はサーブで先手を取り、JAぎふの攻撃力を削ぐことに成功する。 浜松は総得点ランキングを独走するオポジット若泉佳穂に加えて、アンドラデ ・レイレライニ、早川京美の両アウトサイドヒッターも躍動し、2セットを連取。 JAぎふも意地を見せ第3セットを奪い返したが、以降の決め手に欠け、反撃はここまでにとどまった。 ブレス浜松は創部以来初の7連勝。 「今季1番伸びた選手」 と濱田義弘監督が評する早川京美がバックアタックで7得点と昨日に続く大活躍で勝利に大きく貢献した。 また、サーブレシーブ成功率で1位の浜松・西行米はこの試合も90.9%と抜群の安定力を発揮した。 なお、試合前には東京五輪パラカヌー代表、浜松のOGでもある小松沙季さんによる始球式が行われた。 第2試合、GSS東京サンビームズ対フォレストリーヴズ熊本は0-3で熊本が勝利した。 連敗が続く熊本と今季未勝利のGSS東京。1勝を切望するチーム同士の対戦になったが堅守に定評のある熊本が競り勝ち、今季5勝目をあげた。 年明け以降、GSS東京の攻撃の柱を担っている東海大学2年生・光広のぞみは打数61、得点20とこの試合でもフル回転したが、さすがに疲労の色が隠せない。 GSS東京は前日の試合からオポジットに入っている森田英莉がチームの3分の2のサーブレシーブを受けながらアタック決定率60%をマーク。攻守に奮闘した。 加古川市立総合体育館では姫路が千葉を破り14連勝。4試合を残し、レギュラーラウンド首位を確定させた。 次戦は2月24日、25日。熊本県、群馬県で8試合が開催される。 2月18日終了時点での勝敗は下記の通り。 ・姫路(14試合14勝0敗、42ポイント) ・ルートイン(15試合11勝4敗、31ポイント) ・JAぎふ(14試合11勝4敗、30ポイント) ・群馬(13試合9勝4敗、25ポイント) ・浜松(14試合9勝5敗、29ポイント) ・仙台(15試合9勝6敗、28ポイント) ・熊本(15試合5勝10敗、16ポイント) ・大野石油(13試合3勝10敗、10ポイント) ・千葉(15試合1勝14敗、4ポイント) ・GSS東京(15試合0勝12敗、1ポイント) V3女子は北ガスアリーナ(北海道)にて2試合を開催。首位を争うアルテミスと倉敷が共に勝利している。
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