メタプラネット、5億円相当のビットコイン追加購入
メタプラネットがビットコイン追加購入
ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている東証スタンダード上場企業メタプラネットが、新たにビットコインの追加購入を実施したことを8月13日発表した。 今回メタプラネットが追加購入したのは5億円相当のビットコイン。購入枚数は57.103BTCで、1BTCあたりの平均購入価格は8,756,107円とのこと。 これにより同社のビットコイン層保有数は、303.095BTCとなった。なおこの総数の購入価格は29.5億円で、1BTCあたりの平均購入価格は9,732,933円とのことだ。 記事執筆時点でビットコインの価格は、8,758,613.20円となっている(8/13 15:40 コインマーケットキャップ調べ)。 メタプラネットは8月8日、総額10億円を借り入れ、その全額をビットコインの購入に充てることを発表していた。今回の購入はそのうちの5億円で実施された。ちなみに10億円の借入期間は、借入実行日となる8月8日から6か月間で返済方法は一括返済。借入利率は年0.1%とのことだ。 またメタプラネットは8月6日、株主割当による新株予約権の無償発行にて最大100億超の資金調達を行い、そのうち85億円をビットコインの購入に割り当てる予定だと発表している。 その他メタプラネットは先月7月26日、2012年創刊のビットコインの専門メディアBitcoin Magazine(ビットコインマガジン)と覚書(MOU)を締結し、同メディアの日本版となる「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権を取得。続けて同月31日には、ビットコインの導入と統合をグローバルに促進することを目的としたイニシアチブBitcoin for Corporations(ビットコイン・フォー・コーポレーションズ)」への創設メンバーとしての参画を発表している。 なお同イニシアチブを立ち上げたのは、上場企業で最もビットコインを保有する米マイクロストラテジー(MicroStrategy)とビットコインマガジンである。
大津賀新也(幻冬舎 あたらしい経済)