M.ヘンドリー「プロの舞台に戻って戦えることが嬉しい」 白血病を乗り越え9年ぶりツアー通算2勝目
マイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)が国内男子ツアーのFor The Players By The Players(群馬県/THE CLUB golf village)で2015年の東建ホームメイトカップ以来となるツアー通算2勝目を挙げた。 ―優勝した今の気持ちは 東建で勝ってから長い時間が経ちました。これまでに勝つチャンスはありましたが、なかなかモノにすることができなかったので勝てたことが嬉しいです。 ―どのようなマネージメントを心掛けたか イーグルが先行しましたが、攻めたり守ったりするマネージメントが難しかったです。いくつかのホールでピンが傾斜にかかっているところがあり、スコアを作るのが難しい一日でした。 ―好調だったクラブは 一つ選ぶならパターです。重要な場面でしっかり決めることができたと思います。 ―白血病を乗り越えての優勝 1年前は白血病と診断されて落ち込んでいました。ずっと病院のベットにいましたし、17キロ痩せてしまいました。こうしてゴルフ人生のセカンドチャンスを得ることができ、プロの舞台に戻って戦えることが嬉しいです。 ―病気の前と後の気持ちの違い メンタル面が一番大きいと思っています。(病気の後は)ゴルフが再びできる幸せや家族と触れ合える幸せを実感しています。そういう意味でメンタル面での余裕が生まれたと思っています。 ―家族にどういう言葉を伝えたいか 愛しているという言葉を伝えたいです。 ―勝負カラーがピンク タイガー(・ウッズ)に憧れて前は赤いシャツを着ていましたが、今はピンクのシャツを着たら(東建に)勝つことができたので勝負服として選んでいます。 ―日本ツアーへの想い 2013年に日本ツアーに参戦して、外国人として生活に馴染むことが難しかったですが、日本の食事とゴルフ場が好きです。良いゴルフ場でプレーができて、美味しいものを食べられるのが良いですね。世界で最高の場所の一つです。