流行語大賞 候補30語発表 「お笑い系」がゼロ 大谷翔平、パリ五輪影響でスポーツ界から多数ノミネート
年末恒例の「2024ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)の候補30語が5日、発表され、ドジャースの大谷翔平投手が達成した米大リーグ史上初の快挙「50-50」などがノミネートされる中、21年以来3年ぶりに「お笑い関連ワード」がなかった。 候補30語には大谷の「50-50」のほか、今夏のパリ五輪・パラリンピックから「初老ジャパン」「ブレイキン」「名言が残せなかった」「やばい、かっこよすぎる俺」など4語がノミネート。また、政治関連から「裏金問題」、社会問題化した「カスハラ」「コンビニ富士山」「被団協」から、SNSで流行した「猫ミーム」などが候補に挙がった。 芸能界からは、「Creepy Nuts」楽曲「Bling-Bang-Bang-Bong」や、NHKの朝ドラ「虎に翼」で伊藤沙莉が演じた主人公・寅子のせりふ「はて?」、世代間のギャップに焦点を当てたTBS系金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」=「ふてほど」が選ばれた。 一方で、例年ノミネートされ話題を集めていた「お笑い界」からのノミネートはゼロ。23年にはとにかく明るい安村の「I'm wearing pants!」が、22年にはなかやまきんに君の「ヤー!パワー!」が、20年にはぺこぱの「時を戻そう」、ぼる塾の「まぁねぇ~」「フワちゃん」が選出されていた。 近年では2021年、2019年も「お笑い関連ワード」がノミネートされていない。2019年には2002年以来17年ぶりにお笑い関係ゼロとして話題を集めていた。 大賞とトップ10は12月2日に発表される。 ▽ノミネート30語リスト(50音順) アサイーボウル アザラシ幼稚園 インバウン丼 裏金問題 界隈 カスハラ コンビニ富士山 侍タイムスリッパー 初老ジャパン 新紙幣 新NISA ソフト老害 トクリュウ 南海トラフ地震臨時情報 猫ミーム はいよろこんで 8番出口 はて? BeReal 被団協 50-50 ふてほど Bling-Bang-Bang-Born ブレイキン ホワイト案件 マイナ保険証一本化 名言が残せなかった もうええでしょう やばい、かっこよすぎる俺 令和の米騒動