熊本市の生活保護受給者への過去５年分の医療扶助について５５件の支給ミスが発覚しました。 熊本市によりますと、ミスが発覚したのは南区で生活保護を受けている世帯に適用される『医療扶助負担』です。 今年６月、生活保護受給世帯の収入により毎月変動する医療費の負担金が支給されておらず、過去５年分 約１８００件を調査。その結果、５１世帯に計約２００万円多く支給し、４世帯に計 約８万円少なく支給していました。 ケースワーカーの知識不足や算定ミスが原因で過大支給の最高額は１世帯 約５０万円に上ることから、熊本市は該当する世帯には返還を求めるとしています。