膵臓がんの治療に専念…11/8退任する氷見市の林正之市長「長いようで短かった」改めて無念さにじませる
富山テレビ放送
すい臓がんの治療に専念するため、11月8日退任する氷見市の林正之市長は11月7日の定例会見でこれまでの任期を振り返りました。 2期7年7か月を「長いようで短かった」と語った林正之市長。 力を入れて取り組んだ事業の一つに市民病院跡地に建設した芸術文化館をあげ、次のように振り返りました。 *氷見市 林正之市長 「人口減少があっても幸せに市民一人ひとりが暮らせるそんな社会を作っていきたい。余力があるうちに、いろんな社会インフラ整備を進めてきた」 一方、能登半島地震からの復旧・復興の道半ばで退任することに、改めて無念さをにじませました。 *氷見市 林正之市長 「残念ながら今回病気で、道半ばで退任することはじくじたる思い、痛恨の極み」 今の病状について林市長は、抗がん剤治療と免疫療法の相乗効果でガンの大きさが3か月で半分になったと治療の成果を説明し、退任後は治療に専念しながら土木・防災分野や友好姉妹都市との交流事業などで協力したいと意欲を見せていました。 11日からは、菊地正寛新市長が就任します。
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