【ソウル新名所】大きなネオンや光のアート!?リウム美術館が気になる!ってそこどこ!?推しの新名所とは?
ここ数年で、街も店もがらりと変化を遂げたソウル。この地で生まれ育ったソウルっ子が推す、渡韓したらまず訪れたい新名所を紹介。 【韓国ドラマ名キスシーン9選】あなたはいくつ知ってる?話題となった『愛の不時着』は絶対!えっと…ほかは!?ほかは?!
リウム美術館
리움미술관(リウムミスルガン) 推薦人:チョン・イル / 俳優 Il Woo Jung/2006年、映画『静かな世界』で俳優デビュー。時代劇やラブコメなど、幅広いジャンルで活躍。23年には7年ぶりのスクリーン復帰作『高速道路家族』が日本でも公開。@jilwww ___________________________ 韓国きっての大企業、サムスングループの創始者である故イ・ビョンチョルは、古美術品の収集家でもあった。そんな彼の貴重な美術品コレクションを公開すべく2004年にサムスン文化財団が設立したのがここ、リウム美術館だ。開館以来、韓国の伝統美術と国内外の近現代美術が共存するユニークな美術館として、アート界の最前線を歩んでいたのだが、パンデミックの影響により惜しくも一時的に幕を下ろすことに。そして、1年7カ月の充電期間を経て、21年秋に再び新たな姿で戻ってきた。
世界的建築家である、マリオ・ボッタ、ジャン・ヌーベル、レム・コールハースが手がける3つの建物はそのままに、ロゴと各建物内のアート作品が所々一新。ロビーに新たに設置された巨大スクリーンや、作品を360度自在に見ることができる3Dビューアー、日本語対応のデジタルガイドなど、アート鑑賞におけるデジタル化も頼もしい。そして、訪れる誰もが目を奪われたであろう、古美術館(M1)のらせん階段。天窓からの光を受けてレインボーのオーロラに輝くインスタレーションは、時間や天気によって移ろう、まさに光のアート。その未来的な佇まいと伝統ある展示とのギャップに目が奪われる。 先日も白磁の展示で同館を訪れたという美術館好きのチョン・イル。「旅先で美術館に行くことでその土地の文化を理解し、満喫できるものです。ここでぜひ韓国の美を感じてみてください」(イル)
リウム美術館
리움미술관(リウムミスルガン) 용산구 이태원로 55길 60-16 60-16 Itaewon-ro, 55-gil, Yongsan-gu tel:02-2014-6900 Ⓜ︎ 漢江鎮(631)1番出口 営)10:00~18:00 休) 月 料) 一般無料(常設展) ※オンラインチケット要予約 www.leeumhoam.org *「フィガロジャポン」2023年9月号より抜粋
coodination: Ja-Kyung Jung, Min Young Kim, Jung Mi Yang