長引く残暑の影響は?青果市場で取材 葉物野菜は品薄で価格も高止まり 秋の味覚「カキ」「サツマイモ」の例年より小ぶりに
福岡大同青果果実部・井上光司課長「青森産の『サンつがる』を中心に入荷しています。非常に暑い猛暑ということで、リンゴは着色がかなり悪いということで、色の薄い物が多いんですけど、味についてはおいしく仕上がっていると思います」 市内のスーパーをのぞいてみると、多くの野菜や果物が例年より高くなっていました。 本田奈也花アナウンサー「これから旬のカキですが、ひとつがかなり小さく、価格も例年の1.2倍から1.3倍ほど高くなっているということです」 茨城県産のクリは900グラム1609円で売られています。 エムズ・久松浩一執行役員「本来なら熊本県産がメインなんですけど、全く入ってこない状況だったので、急遽、茨城県産のクリを仕入れさせてもらってます。高すぎてちょっと売れなくて、賞味期限というか、今のうちに半額で処分販売させて頂いております」 毎年この時期に行っている「秋の収穫祭」というセールは、実施を見送りました。 エムズ・久松浩一執行役員「『秋の収穫祭』という形で、サンマが出てきたり、新米が出てきたり、果物と野菜とか販売していくんですけど、安定して商品が入って来ないというのがありましたので、急遽取り止め、やれない状況になってしまいました」 猛暑による野菜や果物の高騰。影響はまだ続きそうです。 ※17日に取材した福岡市東区のスーパーエムズ美和台店の店頭価格。 ・チンゲンサイ: 1袋 193円 ・サニーレタス: 1袋 322円 ・シュンギク: 1袋 301円 ・ホウレンソウ: 301円 ・カボチャ: 100グラム 42円 ・カキ: 1袋(6個入り)430円
RKB毎日放送