新酒を知らせる「杉玉奉納会」 新酒の振る舞いは4年ぶり 岐阜・高山市
中京テレビNEWS
岐阜県高山市の造り酒屋で、新酒ができたことを知らせる真新しい杉玉をつるす「杉玉奉納会」が行われました。 高山市の観光名所「古い町並」にある造り酒屋「舩坂酒造店」では、11日午前8時、従業員45人が参加して新酒を祝う神事が行われました。
その後、直径約80センチ、重さ90キロほどの緑色の新しい杉玉が杜氏らの手によってかけ替えられ、飛騨の祝い唄「めでた」や「鏡開き」で祝いました。 今年は新型コロナウイルスで中止していた新酒の振る舞いが、4年ぶりに再開されました。 観光客: 「今まで飲んできたお酒の中でもトップクラスに入るくらいおいしい」 真新しい杉玉がつるされると飛騨地方は本格的な冬の訪れとなります。