サッカー史上最強! 伝説の「背番号10番」(3)日本列島が熱狂! 怪物級の力を持つトップ下
サッカーにおける世界最高の舞台、FIFAワールドカップ。この大会で伝説的な活躍を見せた背番号10番の選手は誰か? 今回は各大会で背番号10番を背負って活躍した選手について、フットボールチャンネル編集部が独自の方法で算出した能力値を紹介する。
リバウド(ブラジル代表) 生年月日:1972年4月19日(当時29歳) 2002年W杯成績:7試合5得点1アシスト ブラジル代表通算成績:76試合35得点 日本と韓国の共同開催となった2002年。この大会で大きな輝きを見せた背番号10がブラジル代表のリバウドである。ロナウド、ロナウジーニョとの攻撃ユニットは凄まじい破壊力を見せ、日本列島に大きな熱狂をもたらした。 98年大会に続いてブラジル代表の10番としてW杯に臨んだリバウド。当時のブラジル代表は、南米予選では敗退の危機に追い込まれるほど苦戦を強いられただけに下馬評は高くなかった。しかし、大会は始まればリバウドは5試合連続得点。爆発的な攻撃力の核となり、ペレに続いて“W杯トロフィーを掲げたブラジルの10番”となった。 能力値を見ても、その怪物ぶりがうかがえる。「スピード」から「テクニック」まで90を超える世界最高級の数値であり、その他にも「フィジカル」「IQ」「メンタル」は80を超える評価となった。速くて強くて巧い。サッカー選手として必要な全てを世界最高水準で併せ持つ驚異的な存在だった。