電池発火事故リスク低減、AI搭載次世代ごみ収集車 CES
オシュコシュのジョン・ファイファーCEOは次世代ごみ収集車について、ごみ収集車の運転手の時間を有効活用できる運用データの宝庫だと説明する。
企業は汚染源を特定して顧客を教育したり、常習犯に罰金を科したりすることもできるという。
次世代ごみ収集車は、運転手がごみステーションにアクセスできない場合、証拠となる動画も撮影する。
バンダーアーク氏は、「顧客が『なぜごみを収集してくれなかったのか?』と問い合わせてきても、われわれには動画という証拠がある」と語った。
同氏は、廃棄物処理はEVが特に適していると指摘。ごみ収集車は通常、1シフト当たりの走行距離が短いため、日常的にEVを利用するユーザーをちゅうちょさせることの多い航続距離の懸念がなくなるからだ。
EVは走行音も静かなので、交通量の少ない早朝の収集も可能になり、夜間の充電機能によって運用上の即応性も確保できる。【翻訳編集】 AFPBB News