夏を乗り切れ！　ニンニク増し増しラーメン

「ヒューマングルメンタリー　オモウマい店　２時間ＳＰ」 〈６月２５日（火）午後７時から　日本テレビ系　中京テレビ制作〉 　粘りに粘るリサーチと取材スタイルで〝オモてなしすぎでオモしろいウマい店〟を発掘。「パワー増し増し夏の２時間スペシャル！」として、千葉県四街道市の大繁盛レストランなどが続々登場する。 　テレビ初取材となる四街道市の駐車場に建てられたプレハブ２棟と小屋にそれぞれキッチンと客席がある珍しいスタイルのレストランは、お昼時にはすぐ満席となる人気店。名物はチェダーチーズとゴーダチーズのスライス２種合計１１枚を固めてブロック状にし、国産の牛豚あいびき肉の中に包んで焼き上げた「チーズインチーズハンバーグＬサイズセット」（２１８０円）。ハンバーグの総重量は７００ｇという大ボリュームで、ハンバーグの上にもさらにチーズを追加する。客からは「チーズとお肉、１対１の割合。めちゃくちゃおいしい」との感想が聞かれる。 　ほかにも、自家製南蛮ソースと自家製タルタルソースで味付けした「チキチキ南蛮セット」や、特製辛みそが決め手の「鶏の辛みそ焼きセット」などが人気。デザートにも驚がくのメニューが、アイスクリーム１９杯をタワー状に重ね、チョコ菓子とソースでデコレーションした「ジャンボチョコレートパフェ」のビッグサイズには客も思わず言葉を失う。 　厨房スタッフが２つのプレハブと小屋を小走りで行き来するなど、決してその導線や調理環境が良いとは言えないこの店舗。実は以前、別の場所で運営されていたが、台風の直撃を受けて店舗が倒壊。４年後の２０２３年、社長の実家の敷地内に建てたプレハブで営業を再開した。紆余曲折を経ながらも営業を続けているのには、ある大きなきっかけがあった。 　群馬県桐生市の行列が絶えない人気ラーメン店。最大の特徴は、にんにくを大量に使ったラーメン。店の定番「本当のにんにくラーメン」（１２００円※完食の場合あり）は、タイだしに特製の黒ごまみそを合わせたスープに、麺１２０ｇ、おろしにんにく、さらに油で炒めて香りを出したにんにく２５０ｇを加える。その数は大粒なら５０個、小粒なら１００個に。初来店のお客さんは困惑の様子を見せるが、店主は「５万人くらい食べたけど残したのは２人」。７０歳と高齢の常連もいるという。 　にんにく抜きのメニューでは、「味わうなら塩ですね」と、常連がオススメする「鯛だし塩らーめん」をはじめ、中身をくりぬいたメロンの中に麺を入れ、塩ダレとオリーブオイルなどで味付けした夏場の裏メニュー「メロンらーめん」の変わり種も。 　和食の料理人だった店主が４０歳頃、自分の店を持とうと物件を探す中で見つけたのがラーメン店の居抜き物件。これも運命とラーメンづくりを独学で勉強し、約２カ月で開業にこぎ着けたという。その店主にはもうひとつの顔もあった。 　番組が長年取材を続けている埼玉県羽生市の〝豚から〟の名店「味のイサム」。２０２４年４月、中京テレビに入社した新人社員たちを対象に「味のイサム」を舞台にした研修がスタート。一昨年からはじまったこの研修では、社員たちにお店の接客や掃除、仕込みなどを通じて社会人としてのマナーや哲学を教えていく。 　ＭＣ・ヒロミ、進行・小峠英二。ゲストは飯尾和樹（ずん）、若槻千夏、白濱亜嵐（ＧＥＮＥＲＡＴＩＯＮＳ）、梅澤美波・池田瑛紗（乃木坂４６）、後藤威尊・佐野雄大（ＩＮＩ）。