みずほ証、1-3月期純利益は5.8倍の596億円-国内エクイティ好調
(ブルームバーグ): みずほ証券は26日、2024年1-3月期(第4四半期)の連結純利益が米国拠点合算ベースで前年同期比約5.8倍の596億円だったと発表した。日経平均株価が最高値を付けるなど市場が好調な中で、国内エクイティ事業などが業績を引っ張った。
部門別の経常利益は、グローバル投資銀行部門109億円、グローバルマーケッツ部門が296億円、リテール・事業法人部門が53億円だった。通期純利益は前期比2倍の1628億円だった。
会見した浅井覚常務は、通期業績について、債券資本市場(DCM)、株式資本市場(ECM)、企業の合併・買収(M&A)ビジネスが総じて好調だったと総括した。今期の見通しについては「米国大統領選挙を控え、政治動向がマーケットに与える影響に注視が必要だ」と述べた。親会社のみずほフィナンシャルグループは5月15日に決算を発表する。
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Hideki Suzuki, Nao Sano