【4人家族“ミニマリスト”に学ぶ】「持たない暮らし」で毎日笑顔 服は10着でやりくり 自室はたったの3畳 かつては片付け嫌いでイライラが募る日々…抜け出したきっかけは
2階には家族それぞれの個室があります。 気になる、ゆうこさんのお部屋は・・・まさかの3畳!そして物がない!
(ゆうこさん)「眠れなかったときに読む本と、ハンドクリームとリップ。寝るときに使いますよね」 では、その間にあるこの人形は一体・・・? (ゆうこさん)「これは唯一の私の思い出の品。2人の子どもがずーっと噛んでいたんですよ。しがんでいた。剥げている。その記憶がかわいくて、捨てることを考えるとこれは寂しいです。棺おけに入れてくれると思いますよ。墓場まで持っていく」 服もしかり、人形もしかり。大事なものを厳選して、大切にするのがゆうこさんの生き方。
意外にも、昔は片付けが大嫌いだったそうです。 (ゆうこさん)「昔から忘れ物も多いし、朝起きれないし、宿題もやらないような、ぐずぐずの人間だったんですよ。本当に自分の部屋に入って、すぐに足の踏み場がないからって、入り口からベッドにジャンプして入るような」 結婚しても片付けができず、イライラが募る毎日・・・ (ゆうこさん)「朝起きて、あれがない、これがない、これが洗っていないとか。24時間怒っていた。不平不満ばっかり言っていて。なんでこんな人間性なんだろうって、本質的なところを問うようになって。で、見渡してみたら部屋が乱雑になっている。どこに何があるかわからない状態だったんで、もしかして原因これかなって思って」 物を減らし始めたきっかけは、うまくいかない自分の人生を変えるためだったんです。 (ゆうこさん)「たぶんもう散らからないです、家は。大事じゃないですか、自分のことって。そしたらゴミの溜まった部屋に(自分を)置いておこうって思わないですよね」
物を減らすことで、家事が楽になり、ストレスが減りました。不要なものを買わなくなって、お金が貯まりました。そして、増えていった幸せ時間。 (ゆうこさん)「友達が旅行に行くって言って、私もついて行ったりとか。息子のライブを見に行ったりとか、そういうフットワークはめちゃくちゃ軽くなりました」
娘も大好きだという猫を飼えるようになったのも、空間と心に余裕ができたから。 本当に大切なものと一緒に暮らすのが、ミニマリストゆうこさんの流儀です。 (『newsおかえり』2024年4月1日放送分より)