【女川原発2号機】13日に”再び起動” 震災以来13年7か月ぶりの再稼働後”計測器の不具合で原子炉停止”
ミヤギテレビ
震災以来13年7か月ぶりに再稼働させたあと、計測器の不具合で原子炉をとめていた「女川原発2号機」について、東北電力は13日に再び起動させると発表した。 10月29日、13年7か月ぶりに再稼働した「女川原発2号機」だが、原子炉内の「中性子」の計測が正常かどうかをチェックする装置が動かなくなる不具合が見つかり、11月4日から原子炉がとめられている。 そして、不具合の原因について、東北電力は計測機器を原子炉に入れるための管につなぐ「ナット」の締め付け不足だったことを、11日に明らかにした。 これを受けて、東北電力は「女川原発2号機」にある同様の『ナット』229か所の総点検を終えたほか、締め付け不足にならないように作業員に周知するなどの再発防止策をまとめ、13日に原子炉を再び起動させることを決めた。 その後は、11月19日までに発電をはじめ、12月25日までに本格的な送電をスタートさせる予定だ。