最大約80センチの「顕著な海面昇降」が発生 島根県に「副振動に関する潮位情報」気象台が発表
松江地方気象台は3日、「副振動に関する潮位情報」を発表しました。 島根県の沿岸では、最大で約80センチの顕著な海面昇降が発生しています。海面の昇降やこれに伴って生じる強い流れにより、船舶や海上係留物への被害が生じるおそれがあります。 【画像を見る】6日にかけての「雨・風」シミュレーション 気象台によりますと、島根県の沿岸では、4月3日明け方から顕著な海面昇降が発生しています。 3日午前5時45分までに観測された海面昇降の山から谷の高さの最大値の発生時刻と高さ及び周期は以下のとおりです。 【観測地点名】浜田 【発生日時】3日 午前5時5分頃 【山から谷の高さ 周期】約 80センチ 約 15分 この海面昇降は副振動と呼ばれ、湾内や海峡などで時々発生します。高潮や津波とは原因が異なり、海面上の気圧の微小な振動によって引き起こされたものと考えられます。 今後も大きい海面の昇降や強い流れが繰り返し発生する可能性がありますので、船舶や海上係留物への被害に注意してください。 なお、次の満潮・干潮時刻は、以下のとおりです。 【地点名】浜田 【満潮時刻】3日 午後7時4分 【干潮時刻】4日 午前4時27分
山陰放送