“最速20秒”で買い物ができる!大学キャンパスに「無人決済店舗」オープン
大学のキャンパスにきょうオープンした売店。実は“最速20秒”で買い物ができる四国初の店舗なんです。 記者: 「時間を計ってみたいと思います。好きな商品を選んでレジに持っていくと何もしていなくても料金が表示されます。支払方法を選択すると買い物が完了しました。19秒です。かなり早い!」 無人決済店舗「chopitto松山大学店」。天井に設置した20台のカメラで人の動きと商品を認識。このカメラの情報に加えて、棚の重量センサーで選んだ商品の情報をリアルタイムで把握します。 そのままレジに持って行くと…商品を読み取らなくても会計が出来る、という仕組みです。 この無人決済店舗はレデイ薬局と連携し導入され、支払いはキャッシュレス限定で、購入する商品を持ってレジ前に立つだけで会計が完了します。 大学生2人: 「すごいね!」 「授業が連続してあるとわざわざコンビニとかいったりできないので、授業がある教室のそばにこういう店があるのはすごく助かります」 「食堂とかお弁当とかも昼頃から混みだすので、こうやって混まないコンビニ的なところができるのはすごくうれしい」 利用者: 「(使い方)わかってしまえば便利。置いただけでわかっちゃうのはすごい」 少子高齢化などで人手不足などが懸念される中で、無人決済店舗は商品の補充以外は原則無人で営業することができます。 また有人店舗では、人件費分の利益が必要になりますが、無人であれば、利益の確保が難しい過疎地域での出店の可能性も広がるということです。 また、レジで商品の読み取り作業がないため通常のセルフレジよりも簡単な手順で会計を済ませることができるということです。 レデイ薬局 白石明生社長: 「新しいストアフォーマットを確立し、様々なお客様に対応する形とこれからの将来の少子高齢化に対応するための施策として考えている」 レデイ薬局は今後、利用客へのアンケートやゼミでの研究を通して店舗内容をブラッシュアップし本格的な運用につなげていきたいとしています。