「海のはじまり」“夏”目黒蓮と“実父”田中哲司の対面シーンに反響 「夏くんが思いを吐き出せて良かった」「田中哲司のクズっぷりが名演技」
目黒蓮が主演するドラマ「海のはじまり」(フジテレビ系)の第8話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作は、ある日、自分と血のつながった娘がいることを知った主人公の青年・月岡夏(目黒)の姿を描く“親子の愛”の物語。 夏は南雲家で暮らす1週間を終え、朱音(大竹しのぶ)、翔平(利重剛)、海(泉谷星奈)に見送られる。少し歩いてから振り返ると、道まで出てきて手を振る海の姿が。2人は笑顔で手を振り合う。 帰り道、夏は新田良彦(山崎樹範)の写真店で写真を受け取る。そして新たに2つのフィルムを現像に出す。ペースが早いことに驚く新田に、夏は旅行帰りだからとあいまいに返事する。帰宅後、ベッドに横たわり、海の写真を見る夏は次第に恋しさが募る。 翌日、夏は仕事の休憩中、ある人物へ電話する。「…急にすみません、母から連絡先を」と夏が言うと、相手は「夏?」と聞き返す。「はい」と答える夏に相手は穏やかな声で「おお、元気?」と続ける。 夜、夏と百瀬弥生(有村架純)はスーパーへ。「今日、俺作るから」という夏に弥生は喜ぶが、ふと夏が海のことを思って作ろうとしていると察する。当たり前のように海の話ばかりする夏に、弥生は複雑な気持ちを抱いてしまう。 翌日、朱音は夏と出かけるという海の髪を結う。「なんで海も連れてくのかしら」とつぶやく朱音に、翔平はきっと心細いのだろうと答える。 夏は海を連れて喫茶店に入る。夏と目が合い、「…お。いた」と近づいてくる男性。それは夏の実父・溝江基春(田中哲司)で…。 放送終了後、SNS上には、「このドラマは、皆完璧じゃないからこそ、いろんなことを考えさせられて感情が揺さぶられるのだと思う」「毎週見ごたえが増してる。人間の弱くてずるくて、綺麗ごとだけではないところが描かれていて好き」などの感想が寄せられた。 また、夏と実父・基春が対面し、夏が自身の感情をさらけ出したシーンについて、「これまで強い感情をあまり出さなかった夏だからこそ、イスを蹴るくだりは印象的だった」「実の父親役の田中哲司がなかなかのクズっぷりで最高だった。むかついたけれど名演技」「夏くん、お父さんには思いを吐き出せてよかった」といった反響が集まった。 このほか、夏が弥生に対して取っている振る舞いについて、「弥生さんが海ちゃんのネックレスを取ろうとしたシーン、あそこは『やめて』じゃなくて『待って』だよ、夏くん。言葉のチョイスが…」「ネックレスには触ってほしくないと外野扱いするのに、母親になってくれたら楽? さすがに勝手すぎないか」「弥生さんは夏くんを捨てて大和か津野くんにシフトチェンジしよう」といった声も寄せられた。