マグワイアやグリーリッシュら選外に…イングランド、指揮官サウスゲートが思いを口に「彼らにとって困難な日」
イングランド代表のガレス・サウスゲート監督がEURO2024のメンバー選考について思いを口にした。 サウスゲート監督は6日、EURO2024に臨むイングランド代表のメンバー26人を発表。ハリー・ケインやブカヨ・サカらが順当に選ばれた中、ハリー・マグワイアやジャック・グリーリッシュ、ジェームズ・マディソンらが選外となった。 記者会見に臨んだサウスゲイト監督は、今回のメンバー選考について「この仕事の最も難しい部分の一つ」だと主張。加えて、「我々は緊密なチームであり、選手、スタッフなどすべての人にとって、ここ数日間、決断が迫っていた。しかし、我々はより多くの時間を与えることで、より良い決断を下すことができたと思っている」と語り、今回のメンバーに入れなかった選手に対して思いを明かした。 「それはつもり人によっては悪い知らせを待っているということであり、我々はできる限り敬意を払い、人間的な側面からそれを行おうとした。我々と一緒に来られない選手たちにとっては壊滅的な打撃であるし、彼らにとってもチームメイトにとっても困難な日だ」 過去3つの主要大会でイングランド代表の中心的存在だったマグワイアに対しては、負傷の影響もあり「彼は少し回復してきていたが、複雑だった。グループステージでは間違いなく彼を起用できなかっただろうし、他のバックラインの健康状態が万全でないことを考えれば、最初からフィットして準備万端の選手が必要だった」とコメント。マディソンとグリーリッシュを外した決断についても「攻撃的なポジションでは、我々は多くのオプションに恵まれているし、マディソンとジャックは我々に違ったものを与えてくれる。難しい決断だったが、自分たちの決断を支持しつつも、違う道を歩むこともできたと認識している。彼らにその知らせを伝えなければならないのは悲しいことだ」と思いを口にしている。