『相棒season22』最終回2週連続拡大SPに石坂浩二、仲間由紀恵ら“食えない面々”総登場!黒谷友香、甲本雅裕、佐戸井けん太、金田明夫がゲスト出演
『相棒season22』最終回拡大スペシャル「トレードオフ」(テレビ朝日系 午後9時~10時4分)が、3月6日、13日(水)の2週連続で放送される。 【写真】黒谷友香演じる法務大臣・下川阿貴 2000年のシリーズ誕生以来、濃密で骨太なミステリーの数々を世に送り出し、“国民的ドラマ”という地位を確立した『相棒』。「season22」では、再会2年目を迎える“伝説のコンビ”杉下右京(水谷豊)×亀山薫(寺脇康文)の新たな挑戦を描いている。 3月6日(水)からは2週連続の「最終回スペシャル」に突入。特命係の“ボス”である警察庁長官官房付・甲斐峯秋(石坂浩二)、野心家の警視庁副総監・衣笠藤治(杉本哲太)、“鉄の女”の異名を持つ内閣情報調査室トップ・社美彌子(仲間由紀恵)など、おなじみの“食えない面々”が総登場。さらに、自らが処分を下した若手刑事から“熱い血が流れている”といわしめた警務部首席監察官・大河内春樹(神保悟志)も第5話以来の登場を果たす。 そんな『相棒』のフルメンバーが集結する「最終回スペシャル トレードオフ」は、法務大臣が“指揮権”を発動し、与党幹事長の収賄容疑に関する強制捜査が見送られるという、大混乱の事態から幕を開ける。その矢先、政権批判をするベテラン政治学者が襲われる事件が発生。捜査を始めた右京と薫は事件の背後に強大な権力を握る内閣官房長官の影が見え隠れすることに気づき、またしても政界の闇に切り込んでいくことに。大物政治家たちが入り乱れる、重厚かつスリリングなミステリーが展開していく。 スペシャルにふさわしく、ゲスト俳優陣も超豪華。法務大臣・下川阿貴を演じるのは、黒谷友香。“禁じ手”ともいうべき指揮権を発動し、幹事長を守った阿貴はどんな見返りを得るつもりなのか。魑魅魍魎がばっこする政界で頭角を現した女性政治家を、黒谷がたおやかに演じる。 幹事長の収賄の捜査を指揮していた東京地検特捜部検事・尾上欣悟を演じるのは、甲本雅裕。指揮権発動を受けて、捜査が暗礁に乗り上げ、責任を問われることになった尾上の屈辱はどこに向かうのか。 名バイプレイヤー・佐戸井けん太は、襲撃された政治学者・乙部泰治郎役で登場。権力に忖度しない発言がたびたび物議を醸してきた乙部は、被害者でありながら驚きの証言をもたらす。 内閣官房長官・武智淑郎役で登場するのは金田明夫。阿貴に指揮権発動を命じた黒幕である武智は“庶民派”を装いつつも、内閣を牛耳りマスコミにもにらみを利かせている狡猾な人物。敵と見なした相手はどんな手段を使っても徹底的に叩き潰す、ウラの顔を持っている。羊の皮をかぶった恐ろしい権力者を、金田が圧巻の存在感で体現する。 最終回スペシャルに先駆け、60秒の特別PRが公開。そこに映っているのは…「ズバリお教えしましょう」「黒幕は…」と語りかける右京の謎の動画。最後まで先の読めない緊迫した最終回の空気をひと足早く味わえる特別PRとなっている。 そして2月28日(水)放送の第18話「インビジブル~爆弾テロ!最後のゲーム」では、前週から続く連続爆弾テロの謎がいよいよ完結。連続爆破事件の犯人として自首してきた、IQ150の天才少年・山田(中川翼)。彼はチェスのライバルでもある右京を取調官に指名するも、挑発的な態度で応じるだけ。一方、薫は第二の爆弾テロの被害者が、所轄署の元刑事だと判明したことを受け、何か隠している様子の副署長を追及する。右京さえ翻弄する少年の目的とは。“インビジブル=透明人間”という差出人名に込められた悲壮な思いとは。右京と天才少年の頭脳戦が最終局面を迎える。
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