実写ドラマ「龍が如く」渋谷すばる起用の決め手は『味園ユニバース』 監督が絶賛する俳優としての安定感
Amazon Original ドラマ「龍が如く ~Beyond the Game~」を手がけた武正晴監督がインタビューに応じ、同作のメインキャラクター・伊達刑事を演じた渋谷すばるの起用について語った。 【画像】“真島の兄さん”も実写化!「龍が如く~Beyond the Game~」キャラビジュアル 「龍が如く ~Beyond the Game~」は、セガの大ヒットゲーム「龍が如く」シリーズをベースに、オリジナル脚本で制作されたクライム・サスペンスアクション。“堂島の龍”に憧れた主人公・桐生一馬(竹内涼真)、桐生の幼馴染・錦山彰(賀来賢人)ら神室町で生きる極道たちの生き様を活写する。
2019年よりソロアーティストとしての活動をスタートさせた渋谷は、俳優としてもその才能を発揮している。武監督は、渋谷が初主演を務めた映画『味園ユニバース』(2015)で彼の演技に魅了され、伊達刑事役に起用したと明かす。
「『味園ユニバース』を観た時、特に目つきがすごくて『こんないい俳優がいるんだ』と思ったんです。年齢的にも、虎視眈々(こしたんたん)と物事を考えているような刑事役をできるのではないかと、お声がけしました」
渋谷が演じる伊達刑事は、ヤクザ同士の大抗争を阻止すべく神室町を奔走する男だ。武監督は「一見正義に見えるが悪でもある。両方の感じを兼ね備えた方がいい」とキャスティングの基準について語る。
劇中における渋谷の演技については「顔つきも含めて、お客さんは一瞬わからないかもしれない。竹内くんや賀来くんにもない、曲者な感じを作ってくれました」と武監督。劇中では長ゼリフにも挑戦しているが、「一回も詰まったことがなかった」そうで、「すごく安定していました。現場では『安定の伊達』と呼ばれていました」と振り返っていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
Amazon Originalドラマ「龍が如く ~Beyond the Game~」第1話~第3話は Prime Video にて世界独占配信中(全6話、第4話~第6話は11月1日配信)