IMP.影山拓也「僕の中でも宝物になる」、初の単独主演舞台「星列車で行こう」へ意気込み
IMP.の影山拓也が初単独主演を務める「星列車で行こう」の取材会が、昨日5月22日に京都・京都鉄道博物館で行われた。 【画像】左から坂東玉三郎、松村龍之介、影山拓也(IMP.)、松田悟志、石井一孝。(他11件) 「星列車で行こう」は真山仁が脚本を手がける新作舞台。作中では、夢を求める青年たちの物語が、往年の名曲やダンスシーンを交えて描かれる。取材会には、演出・補綴を務める坂東玉三郎、主演の影山に加え、出演者の松田悟志、松村龍之介、石井一孝が登壇。それぞれ意気込みを語った。 玉三郎は作品について「去年に引き続き、新作のお芝居となります。若者が列車に乗りながら、何か人生の次のステップに向かっていくというようなお話です。真山仁さんに原作を書いていただきました」と説明。「オリジナル作品なので、どうやってどういう理由で動きをつけるのか、などみんなで話し合いながら作品作りをしています」と創作について明かした。 本作で初の舞台単独主演を飾る影山は「玉三郎さんのもとでお芝居をさせていただくというのは、これからずっと僕の中でも宝物になるので、一生懸命みなさんとともに演じていきたいと思います」とコメント。車掌役の石井は「この星列車は、列車に乗ると夢が見つかるのではないか、という伝説の列車です。車掌は、乗ってくる少年たちを導くような役どころであり、またミステリアスな側面を持っていて、未来が見えるような、特殊な役柄です。若者3人の力になれるような、そして、面白い、コメディ的な部分も出せればと構想しています」と述べる。 また、松田は12年前に「坂東玉三郎特別公演『日本橋』」で玉三郎と共演したことを振り返り、「俳優としての成長曲線があるとするならば、その12年前は、(その曲線が)どかっと伸びた1年間だったと思います。その時に教えていただいた沢山のことが、後になってわかる瞬間が色々なところでありました。そのストックがちょうど切れてきたところでしたので、また充電させていただけると嬉しいです(笑)」とユニークな発言で笑いを誘った。松村は稽古での玉三郎の様子を「物腰の柔らかさの中にも熱いものが見え隠れする」と言い、「みんなで作り上げる状況の中で玉三郎さんの世界を知っていくこともとても楽しいです。松田さんのように、僕も成長曲線がぴょーんとなるように頑張りたいと思います」と続けた。 公演は7月27日から8月19日まで京都・南座、23日から26日まで愛知・御園座にて。チケット前売りは6月9日10:00にスタートする。 ■ 星列車で行こう 2024年7月27日(土)~2024年8月19日(月) 京都府 南座 2024年8月23日(金)~2024年8月26日(月) 愛知県 御園座 □ スタッフ 脚本:真山仁 演出・補綴:坂東玉三郎 □ 出演 影山拓也(IMP.) / 松田悟志 / 松村龍之介 / 石井一孝