ポテンシャルお化け!? Jリーグ大注目の大卒ルーキー(2)1人で打開! もう満員の国立でプレーした男
2月23日、明治安田Jリーグ2024シーズンが始まった。楽しみの一つは新加入選手の活躍だ。近年、筑波大学からJリーグの舞台に飛び込み瞬く間にプレミアリーグまで上りつめた三笘薫を筆頭に、即戦力級の大卒選手が増えている。今回は即戦力での活躍が期待される期待の大卒選手を紹介する。
MF:山内日向汰(やまうち・ひなた) 所属先:川崎フロンターレ 出身大学:桐蔭横浜大学 生年月日:2001年5月30日 愛知県出身の山内日向汰は川崎フロンターレU-10に加入後、U-18までフロンターレユースに在籍していたが、高校卒業のタイミングで桐蔭横浜大学に進学。桐蔭横浜大では2年次に関東大学リーグでアシスト王、3年次には大学選手権で優勝を飾り、この春“古巣への復帰”が実現した。 自分の武器をドリブル・パスと話すように、山内は多彩なバリエーションでチャンスを生み出すことができる。1人で攻撃を完結させることができるほどドリブルの技術に優れているが、意識は常に味方がどこにいるかにある。味方が裏への動きを見せると、すぐさま絶妙なスルーパスを相手最終ラインとGKの間に送り込む。ミドルレンジからのシュートも強烈で、どんな局面でも打開できる力がある。 シーズン直前に行われたFUJI FILM SUPER CUP 2024ではスタメン出場を果たした。超満員の国立競技場の舞台でプロの選手としてプレーすることは大きな経験となっただろう。フロンターレの中盤は脇坂泰斗や橘田健人、山本悠樹に大島僚太とJリーグ屈指のタレントが揃っているが、山内もその一員として偉大な先輩たちを追い越すような活躍ができるか注目だ。
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