「電車止まってまじ途方に暮れている」会津で大雪、交通機関に影響 10日夜遅くにかけ警戒を 福島
テレビユー福島
9日の福島県内は、強い冬型の気圧配置が続き、寒気が流れ込んだ影響で、会津を中心に大雪になりました。 【写真を見る】「電車止まってまじ途方に暮れている」会津で大雪、交通機関に影響 10日夜遅くにかけ警戒を 福島 小枝佳祐記者「会津若松市では、きのうから雪が降り続いていて、現在は、私の膝の高さほどまで雪が積もっています。そしてこの雪の影響で、一部列車に運休も出ています」 午後4時までの24時間に降った雪の量は、西会津町と金山町で48センチ、猪苗代町で38センチ、会津若松市では32センチとなっています。 大雪の影響で、JR磐越西線は磐梯熱海と会津若松の間が終日運休になりました。 スキー場に向かう高校生「電車止まってまじ途方に暮れている状態です」 会津美里町の学生「電車が止まってしまうと、通学の手段がなくなってしまうので、それが心配かなと」 通勤途中の人「タクシーの業者の方も、いま予約でいっぱいだということで、なかなか取りづらい状態になっています。大体1時間くらいかかるみたいな」 この雪で、国道49号は柳津町で高さ10メートル近い木が倒れ、2車線の道路を塞いだため、一時通行止めになりました。また、昨夜から磐越道の磐梯熱海ICと新潟県の安田ICの間や、国道49号の会津坂下町から新潟県の阿賀町の間が一時、通行止めになりました。 大雪のため、会津の運送会社では荷物の遅延などの影響が出ているということです。 レンタカー店の人「去年よりだいぶ降ったと思いますね、一晩で。きょうのはちょっと重いですかね。(雪かきは)肩にきます。肩と腰にきます」 10日午後6時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多いところで会津の山沿いで60センチ、会津の平地で40センチ、中通りの平地で15センチなどとなっています。気象台では引き続き、会津を中心に、大雪による交通障害や屋根からの落雪、なだれなどに注意・警戒するよう呼びかけています。
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