仙台放送

今年８月、宮城県大崎市に住む８０代女性から現金２２０万円をだまし取ったとして、都内に住む無職の２３歳の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、新宿区に住む無職の男（２３）です。 警察によりますと、今年８月、宮城県大崎市に住む８０代女性のもとに息子と弁護士を名乗る男らから「銀行から借りたお金を返していない。利息も含めて支払わないといけない」などと、うその電話がありました。 これを信じた女性は指定された都内の住所に宅配便で現金２２０万円を送付。指定された住所には、受取人として他の名義登録がありましたが、男が名義登録された人になりすまし、現金を受け取った疑いがもたれています。 警察の調べに対し、男は「弁護士が来てから話す」と話しているということです。男は特殊詐欺でだまし取った金を受け取る「受け子」と見られていて、警察は共犯者がいるとみて調べを進めています。