【阪神】岡田彰布監督、屈辱のノーノー献上にも淡々「しゃーないやん。打てへんねんから」…一問一答
◆JERAセ・リーグ 阪神0―1巨人(24日・甲子園) 阪神・岡田彰布監督が、ノーヒットノーランの現実を受け止めた。指揮官としては前回監督を務めていた2006年9月16日・中日戦(ナゴヤD)で山本昌に許して以来、2度目。屈辱の夜となってしまった。 以下、監督の一問一答。 ―攻略の糸口が… 「ええ?そりゃ、打てへんのやから」 ―組み立ても変わってきた。 「いや、そんなことないよ。そんな、変わらへんよ」 ―最後まで直球も変化球も良かった。 「結局、な。低めのボールな、フォーク振ってな」 ―同じ投手に何度もやられている。相手は大したもの。 「そらな、ええピッチングされたら、こんなもんやろうな。今やったらな。今のバッティングの調子やったらな」 ―惜しい当たりも最後のほうに。 「惜しい当たりいうても、アウトはアウトやからなあ」 ―戸郷は下げるわけにいかない状況。糸口は最後まであったか。 「糸口ってだって、なあ、ヒットを各選手が打つしかないやんか。全然、攻めようがない。最後ぐらいやんなあ、ノーアウトで出たけど」 ―3バントを決めた。 「うん」 ―及川は手か。 「あれはファームで一回まめをつぶして、そこと同じところみたいやけどな。まめでな」 ―小刻みなリレーで最後まで勝負を分からない展開に持ち込んだ。 「いやいや、それは後ろ、今日はお前、ほとんど投げてないピッチャーやったからな。1点やからな、そらお前、どういう形でな、入るか分からへんし」 ―富田も四球を出したが坂本を抑えた。 「まあな、左用に出したんやけどな」 ―及川次の先発は。 「いやいや、それはちょっと当分あかんやろ、投げられへん。ファームでも1回飛ばしてるくらいやからな」 ―序盤からいいピッチングだった。 「まあな、ストライク、ボールはっきりしとったけどな、まあ0点でいとったからな」 ―ノーヒットノーラン。完封負けとメンタルの違いは。 「いやいや、そらお前、明日野手がどんなバッティングするかよ、そんなの。もう終わったことやし。また初戦負けたいう、そういうことやろ」 ―いつも言っている一喜一憂しない。 「しゃーないやん、打てへんねんから。明日バッターがどんだけ奮起するかやろうな、そら」 ―06年は奮起。 「6年やった?(山本)昌?うーん。2回目やなぁと思っとったけど。何年やったかな、5年かな、6年かなぁと思っとったけど」
報知新聞社