「恥ずべきだ」とアーセナル指揮官が激怒した“疑惑のゴール”。質問を受けた冨安健洋の答えは?「あまり言わないほうがいい。僕は...」
3項目にわたってVARチェックの対象に
議論を呼んだプレミアリーグ前節の判定は、アーセナルにとって消えない痛手だ。だが、前を向いて次の戦いに臨むうえで、不用意にコメントする必要はないだろう。 【動画】アーセナル指揮官が激怒した“疑惑のゴール” アーセナルの冨安健洋は11月7日、チャンピオンズリーグのグループステージ第4節セビージャ戦を前に会見に臨んだ。その中でリーグ前節のニューカッスル戦で話題となった判定について質問されたが、詳細を語るのを避けている。 4日の試合では、ニューカッスルの決勝点を巡る判定が騒動となった。ジョー・ウィロックがクロスを上げる前にボールがラインを割っていなかったか、ガブリエウ・マガリャンイスに対するジョエリントンのファウルはなかったか、得点をあげたアンソニー・ゴードンがオフサイドポジションにいなかったかと、3項目にわたってVARチェックの対象となったが、最終的にゴールが認められている。 このゴールが決勝点となり、アーセナルは今季初黒星。4位に転落し、首位マンチェスター・シティと3ポイント差になった。ミケル・アルテタ監督は試合後、「恥ずべきだ」と激怒。クラブも声明で指揮官を支持し、対応を求めた。 『SPORT BIBLE』は7日、ニューカッスル戦の判定を巡って、アーセナル選手で冨安が初めて口を開くことになったと報道。会見で見解を求められたが、日本代表DFは多くを語らなかったと伝えている。 「正直、分からない。でも、あまり言わないほうがいい。僕は選手だから。ピッチでプレーし、良いパフォーマンスをすることが僕の仕事。それだけだ」 プレミアリーグで失った3ポイントは大きいが、チームはセビージャ戦に向けて集中しなければならない。冨安の回答は、それを十二分に理解していることの表れと言えるだろう。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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