カブス今永昇太、6回に逆転2ラン被弾で8勝目ならず…打点トップのボームが2打点追加で大谷に6差
◆米大リーグ カブス―フィリーズ(3日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド) 今永昇太投手が、8勝目を掛けてナ・リーグ東地区1位のフィリーズ戦に先発した。 1点の援護をもらって迎えた3回1死、マルシャンに左翼へ同点ソロを被弾。2死から強打者ターナーとの2打席目を迎えたが、再び空振り三振を奪い、1失点に食い止めた。4回を0点に抑えると、味方が1点を追加。5回も無失点とし、8勝目の権利を手にした。 だが今永は6回、先頭のターナーに三塁内野安打で出塁を許すと、現在打点王のボームに左中間へ逆転2ランを被弾。2-3とされたこの回までで降板した。6回6安打3失点1四球8奪三振でクオリティースタートを達成したが、8勝目はならなかった。7回にカブスが同点に追いつき、今永の負けが消えた。 ボームはこれで70打点。試合前の大谷翔平は64打点のリーグ3位で、差を「6」に広げた。 カブス鈴木誠也外野手は「4番・DH」で先発出場。第2打席までいずれも中飛、第3打席は空振り三振に倒れた。
報知新聞社